インドネシア

現地アウトバウンド・ツーリズム事業はJNTOジャカルタに期待


 ≪地元メディアの反応≫
インドネシアのアウトバウンド・ツーリズム事業者達は、日本政府観光局(JNTO)のジャカルタ事務所の開設を心待ちにしている。2013年の春に開設予定のJNTOジャカルタ事務所は、NTOとしてはシンガポール、タイに続く3番目の東南アジア事務所となる。
インドネシア ニュースメディアインドネシアの旅行代理店、Tara Tourの専務取締役、Paulus Sofyan Gazali氏は「ジャカルタにJNTO事務所が出来るということは、NTOとのコミュニケーションが容易になり我々の商品開発の助けになる。JNTOが長期にわたってコンサルティング等の協力を継続していただき、他のNTOのように市場が成熟したら離れていくような事がないのを望んでいる。」と語った。

また、Bayu BuanaトラベルサービスのYunita Widjaja氏は「インドネシア人は新しい物や新しい体験をする事が大好きだ。なので、まずは商品を知ってもらう事が必要。そのためには、JNTOには広告活動や、私達のような旅行コンサルタントと共に魅力的な商品開発をしていく手助けをしてほしい。」と期待を寄せた。

シンガポール、マレーシア、インドネシア、インドでのマーケティングを統括するJNTOシンガポール事務所のエグゼクティブ・ディレクター、足立基成氏によると、JNTOジャカルタ事務所はアウトバウンド・ツーリズム事業者との協力だけにとどまらず、主要なインドネシアの都市で団体旅行フェアを企画するなどB2C活動を立ち上げ、本格的に現地活動できるオフィスにしていくとのこと。

詳細なスケジュールや戦略等は最終調整段階に入っており、足立氏は来年にはインドネシアから日本への旅行者数は50%以上の増加するのではと日本側の期待をみせた。(TTG ASIA)


			
		

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