インドネシア

JCコムサがインドフードとタッグを組み外食事業展開をスタート


≪地元メディアの反応≫
カップラーメンやスナック菓子が主力製品であるインドフード社の子会社PT INDOFOOD CBP SUKSES MAKMUR TBK(本社:ジャカルタ、以下:ICBP)とフードサービスやレストラン事業を行う株式会社ジェーシー・コムサ(以下:JCコムサ)は合弁会社設立に合意したと発表。

インドネシア 海外進出
東京証券取引所に上場しているJCコムサは、ピザ、ナン、トルティーヤ、ピザ関連の販売だけでなく、寿司や弁当の宅配なども行っている、東京に本社を置く企業である。今回設立する合弁会社は小麦粉製品の生産・加工、そしてレストランチェーンの経営などの外食事業展開を主に行う。合弁会社の出資比率はICBPが51%、JCコムサは残りの49%となり、2014年1月に設立する予定である。

また、インドフード社は事業拡大の取り組みを強化しており、アサヒグループホールディングスと容器入り飲料水市場参入のため合弁会社を設立、2兆2,000億ルピア(約180億円)を投資する。月島食品工業とも合弁会社を設立、業務用マーガリン、製パン用の具材などを生産する。

ICBPの主要製品はインスタントラーメンであるが、同社社長アンソニー・サリム氏は「わが社は生産ポートフォリオを拡大していく予定で、今まで参入したことのない分野への投資を行っていきたい。」と意気込みを語った。

JCコムサは、インドネシアで地位を確立しているインドフードとタッグを組むことで、急成長が見込まれるインドネシアの外食市場の拡大に力を入れるのではないかと考えられる。(Jakarta Globe)


			
		

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