インドネシア

住友生命がインドネシア国営銀行の株式を取得


≪地元メディアの反応≫
日本を拠点とする住友生命保険相互会社(以下:住友生命)は、インドネシア国営商業銀行バンクネガラインドネシア(BNI)の生保子会社株式を取得すると発表。日本で4番目に大きい住友生命は約40%の株式取得のため約362億円を支払うとのこと。また、住友生命は昨年12月にベトナム最大の保険会社であるバオベトホールディングス(HSBC 保険ホールディングスが所有する)の発行済株式18%を取得(約340億円相当)。
インドネシア 海外進出
住友生命や第一生命保険株式会社は、日本で少子高齢化傾向が見られるため、東南アジア市場の開拓に非常に興味を示している。昨年から今年にかけ東南アジアでの保険契約は約7,800億円、2009年から2011年の間に契約された約3,700億円と比較しても大幅な市場拡大が見られる。

今年6月には第一生命が、約290億円でパニンフィナンシャルの株式40%を購入。また、今後2年間で海外企業買収に向け約3,100億円を投入する予定であるという。国連のデータによると、2010年の日本の人口は1億2,700人であり、2055年までには17%減少すると推測される。一方インドネシアの人口は2億4,500人を超え世界第4位、今後の人口増加、経済成長が見込まれている。新たな市場インドネシアで住友生命が海外事業展開の基盤を固め、東南アジアでの新規顧客に乗り出した。(Venture Capital Post)


			
		

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