インド

インターネット通販大手「楽天」、いよいよインド市場に参入か


≪地元メディアの反応≫
株式会社楽天(本社:東京、以下:楽天)は今後68ヶ月の間にインド市場に参入する可能性があるという。インドのeコマース市場は6,200億ルピー(1600億円)規模と急成長を遂げており、市場開拓を狙っているようだ。

なかでも、旅行業務において展開をしていきたい考えであり、物流における課題をクリア出来るかどうかが焦点であるとのこと。

 

インド 海外進出

 

インドのeコマース市場は2009年から平均34%の成長率で、特に旅行業務(鉄道や航空チケット等)が占めているという。また、インドではすでに最大手のAmazoneBayが、そしてビジネス向けとして中国のAlibabaグループが参入しており、インド市場の注目度が高まっていることがうかがえる。

 

楽天は、インターネット販売、旅行や金融サービス(決済ソリューション)など様々な事業を展開、旅行においてはインターネットで1ヶ月180万を超えるホテル予約を受けており、約2万の国内ホテル、約15,000の海外ホテルを取扱い、韓国と中国には海外拠点を設けている。

 

また、ホテルの予約事業は航空チケットよりもはるかに収益があがるとされており、楽天もここに着目したと考えられる。ここ数年で楽天はキプロスの「Viber」、アメリカを拠点とする「Buy.com」を買収するなど、意欲的に活動しており、今回のインド市場参入もぜひとも成功させたいところだろう。

 

ただ、インドでの事業展開をするにはいくつかの課題をクリアする必要があり、そう容易ではないとのことだが、楽天の強みであるオンラインショッピング事業で、どのように参入を成功させるのか注目が集まりそうだ。

 

SOURCELive Mint trans by CHIKA」)

 


			
		

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