インド

ヤマハ、インドでバイク・スクーター製造の新工場操業開始に続き、新研究開発センターも開業へ


≪地元メディアの反応≫

人口第4位の大都市でインド自動車産業、情報産業の中心地の一つでもある「Chennai(チェンナイ)」で、日本のオートバイメーカー「Yamaha Motor Co.,Ltd.(ヤマハ発動機」」のインド法人が、オフィスと研究開発施設を建設するためにOld Mahabalipuram Road沿いにある用地約10,500㎡を買収していたことが分かった。

 

インド 海外進出

 

チェンナイ市はベンガル湾に面した南インドの玄関口で空・海ともに周辺諸国とのアクセスが確立した人口800万の大都市だ。外国企業の参入も顕著な地域で、日本企業の事業拠点数も2009年の149拠点から2013年には329拠点と4年で2.2倍に増え、都市別でインド最多となった。

 

またチェンナイには、ルノーと日産のパートナーシップ「Renault-Nissan Alliance(ルノー・日産アライアンス)」の研究施設をはじめ、インド国内第3位の自動車メーカー「Mahindra & Mahindra(マヒンドラ&マヒンドラ)」の研究センターや世界最大の各種機械・エンジン製造会社「Caterpilar Inc.」の工学設計センターなどが集中していることでも知られている。

 

大企業の施設は技術者・研究者を中心にそれぞれ1,000人から5,000規模の人員を擁して一大研究都市の様相を呈し、いまや企業の技術研究開発の世界的拠点の一つに成長した。

 

ヤマハは計画については口を閉ざしているが、情報筋によるとR&D Centre(研究開発センター)は11月には開業見込みということだ。

 

India Yamaha Motor(インド・ヤマハ)」は、一方でチェンナイ付近のKanchipuramVallam Vandagal(バラム・バダガル)工業団地内の約72万㎡の敷地に今も建設中の製造拠点で今年一部操業を開始した。

 

年間40万台のスクーターを生産する予定で、2018年までに総額150億ルピーを投資、最終的には年間生産能力を180万台とする見通しだという。これで現行の2工場と合わせるとインド国内でのヤマハの二輪車生産能力は280万台に達することになる。

 

インドの二輪車市場はバイクからスクーターにシフトしており、この変化は特に南部で急速に進んでいる。ヤマハはスクーターの生産台数を増加し、数年後には二輪車市場で現在のほぼ倍に相当する10%のシェア獲得を目指している。

 

インドの二輪車市場は2018年中に2,000万台に達するとも言われており、各メーカーは新たな工場建設による生産能力拡大が急務となっている。その中でヤマハは新工場建設に際し、隣接地に主要サプライヤーを集めた「Vendor Park」を設置、部品製造と完成車組立てを一体化させる取組みを初めて実施した。コスト削減と生産拡大への対応強化が期待される新たな試みだ。

 

ヤマハは2012年タミル・ナドゥ州政府との協定で新工場は操業開始時に1,800人、5年後までに6,500人を雇用すると発表している。ヤマハのR&Dセンター建設はチェンナイに技術開発分野の事業投資が復活したことを示す一例だが、こうした活況に雇用機会を求めるチェンナイへの人口流入は今後さらに進みそうだ。

 

SOURCEThe Times of Indiatrans by shimamori」)


			
		

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