インド

日本のユニクロ、インド進出に向け出店申請へ


≪地元メディアの反応≫

ファーストリテイリングがカジュアルウェアブランド「ユニクロ」のインド出店を進めていることが分かった。世界的な事業拡大の為、海外市場への依存度を高めている。

海外進出 インド

インド商工省産業政策促進局によると、1121日、ユニクロのブランド名で事業申請書を提出したとのこと。

 

ファーストリテイリングの広報担当者、Pei-Chi Tung氏は、「インドは大きな可能性を秘めた市場です。現時点では、政府からの返答を待っており、今後の可能性について議論していくつもりです。」と語った。

 

20188月期、海外店舗の売上げが初めて日本国内を上回るだろうと予測されている。ファーストリテイリングは、賃金の伸び悩みや日本国内の高齢化の為、海外市場への拡大を進めている。ブランドの海外店舗数は、2年前に日本の店舗数を上回った。

 

同社は2011年以来、インドに進出することに関心を示していた。アパレル市場では、ZARAを展開するInditexHennes&Mauritzがインドに進出。英国の調査会社Euromonitor Internationalは、インドのアパレル市場は、2021年までに29%増の約64,800億円になると予測している。Inditexは今年5月、ムンバイにZARAの旗艦店をオープン。また、インドでオンライン販売もスタートさせた。

 

インド政府は現金支払いを削減し、買い物客にクレジットカードやデジタル決済サービスの利用を増やすよう促している。小売業界は、この政府の動きから恩恵を受けているだろう。

 

ファーストリテイリングは先月、ユニクロの海外店舗で営業利益が倍増したことにより、過去10年間で最大の伸びを記録した。
2016年度は売上げの約58%は日本国内だったが、現在は中国や東南アジア諸国が伸びてきている。

 

Trans by Mai


			
		

特集記事

nophoto
nophoto
nophoto