イギリス

日立製作所が本社をイギリスに移し、鉄道プロジェクトの事業拡大を目指す


≪地元メディアの反応≫

日本の株式会社日立製作所(本店:東京、以下:日立)が、本社をイギリス北東部のダラムに移すという発表をした。

 

日立は英国、欧州、ローリング株式市場を基盤とし、フランスとドイツの列車は将来的にはダラムで組み立て、列車は今後3年以内にグレートウェスタン東海岸本線上でサービスの開始を行う予定とのこと。また、日立は2,500人の雇用数を4,000人に拡大することも発表した。

 

イギリス 進出

 

これに伴い、日立は鉄道システム事業におけるグローバル事業の拡大に向けた経営体制の強化を目的に、201441日付でグローバル最高経営責任者(CEO)を新設し、日立ヨーロッパの当主、アリスタードーマー氏をグローバルCEOに昇格させるとのこと。

 

具体的には、グローバルCEOのもと、グローバル最高執行責任(COO)、グローバル最高戦略責任(CSO)などを置き、鉄道システム事業におけるグローバル戦略を統括、強力に企画、推進し、事業拡大を目指すようだ。

 

鉄道システム市場は、CO2排出量の少ない安全で効率的な輸送機関として、世界の多くの地域で新規建設や延伸、車両・システムの改良による高速化などの動きが活発化している。市場規模は2009年から2011年が平均18兆円、2015年から2017年が平均20兆円で、今後の年平均成長率が2.6%と、着実に伸張することが予測される。このことから、日立は成長戦略の一つとしてグローバル展開を加速させようと試みているようだ。

 

日立は「グローバルCEOがグローバルCOO、グローバルCSOなど幹部と一丸となって、全世界に広がる鉄道関係人脈やお客様、パートナーとの連携を強化し、各地域において計画されている鉄道プロジェクトに対して積極的な受注活動を行うことで、事業拡大を進めていきます。」と述べている。

 

本社をイギリスに移し、事業拡大、グローバル化を目指す日立。今後どのような戦略を生み出していくのか楽しみである。

SOURCE Railnews trans by KIKU」)