イギリス

IIJグループが欧州で定額のクラウドサービスの提供を開始


≪地元メディアの反応≫
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の子会社で、英国ロンドンを拠点に欧州でシステムインテグレーション事業などを展開するIIJ Europe Limited(IIJ Europe)が、欧州域内でのクラウドサービス「IIJ GIO EUサービス」を今月、提供開始した。
イギリス ニュースメディア
このサービスは、IIJが元々日本国内で提供してきた「IIJ GIOサービス」で培ってきたクラウドサービスの運用ノウハウを最大限に活用して、日本市場と同レベルの高品質なサーバ環境を提供するサービスとなっている。サーバの種類や(仮想サーバ/物理サーバ)、CPUやメモリ容量、またOSなどを自由に選択可能で、非常に柔軟性の高いクラウドサービスを欧州で展開することとなった。

このサービスの特徴としては、まず月額固定料金で安定したネットワークが提供可能ということだ。これまで欧州の主要なクラウドサービスでは、インターネットのトラフィック量に応じた従量課金制が主流だった。このサービスにはあらかじめネットワーク費用が含まれているため、アクセスが急増した場合でも月額固定料金で利用できる。

もう1つは上述もしたが、日本品質と同レベルの高品質なサービスを提供しているところであろう。このサービスは、品質を客観的な指標によって保証している。品質がこの指標を下回る場合には、利用料金の一部を減額するサービス品質保証制度が定めており、また仮想サーバの稼働率が99.99%以上であることも同時に保証。さらに、データをファイル単位でバックアップ保管するオプションサービスもあったりと、企業の基幹システムや金融システムなどクリティカルな用途にも安心して使えるサービスとなっているとのことだ。

IIJグループとしては、今後も高い技術力と運用ノウハウを強みとして、システムインテグレーションとクラウドサービスを組み合わせながら、日系企業のみならず、今後は欧州現地の企業もターゲットとしてサービス展開を強化していくとのことである。(businesscloudnews)


			
		

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