イギリス

日本で大人気の地ビールが、イギリスでも旋風を巻き起こせるか


≪地元メディアの反応≫
日本では地ビールが大人気で、イギリス・アメリカと同じく、大手企業のシェアが目立つ。しかし最近では、規模の小さい醸造店が、顧客獲得に向け戦略を打ち始めたようだ。

日本では、日本酒醸造店も新たに地ビール醸造店を開くなど注目が集まっている。日本酒の醸造方法はビールの醸造方法と似ており、方向転換が容易であることが主な要因だろう。
イギリス ニュースメディアフクロウがラベルに掲載されている「HITACHINO NEST BEER」を製造している木内酒造が良い例だ。日本酒で培った技術をビール製造に生かすことに成功した。「HITACHINO NEST BEER」はイギリスのパブではあまり見かけないが、専門店で購入し、飲んでみる価値はあると思う。

地ビールは日本のビール市場シェア1%しかないにもかかわらず、需要は増加傾向にあり、多くのビジネスが生まれている。醸造所以外にもパブ・専門店・レストランなど約200近くの店が次々とオープン。日本で1番有名な地ビール醸造者「Yo-Ho」は去年の売上高が前年度に比べて2倍になっているようで、今後イギリスに輸入されるらしい。

また、イギリスの地ビールを日本に輸出している企業「Number One Drinks Company」も、日本の地ビールをイギリスへ輸入し始めた。「Minoh Beer Brewery」、「Brimmer Brewing Company」や「Baird Brewing Company」といった日本の地ビールが、イギリスで飲める日も近いようだ。今後、日本の地ビールがどれほど受け入れられるのか、注目したい。

現時点では日本の地ビールをイギリスで飲むことは難しいが、ネットショップでなら簡単に購入出来る。日本地ビール協会によると地ビール購入者の41%がネットショップを利用しているそうだ。我々も日本人のように、ネットショップでビールを購入し、そして、日本のこだわりの地ビールを家族や仲間たちと楽しむのも良いのではないだろうか。(The Independent)


			
		

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