イギリス

第一三共、新研究施設は「イギリスのお墨付き」


イギリス ニュースメディア≪地元メディアの反応≫
第一三共株式会社はジェラーズクロスでの新たな研究開発施設開設により、バッキンガムシャー州をヨーロッパにおける早期臨床プログラムの中心としてきた。

すでにジェラーズクロスにそのイギリス本社を持つ第一三共によると、新しく結合された施設は現在3千万ポンド前後の年間総合予算をかけ、120人以上のスタッフへ仕事を提供しているという。

新施設は、研究の第1段階として、拡大した医薬品開発ユニットを収容し、支援する。第一三共によると、心臓病、癌、関節炎、糖尿病、痛みなどに対する潜在的な新規治療法が、研究課題となる。

この施設開設は、英国大学・科学担当大臣デービッド・ウィレッツ氏の生命科学アドバイザー、ジョージ・フリーマン議員によって進行された。

フリーマン氏は「人々は、生命科学産業がイギリスに経済的利益をもたらすという事をよく忘れるものだ。生命科学産業は収入と雇用機会と大規模な投資を与えてくれるのである。医薬品の輸出による収入は2009年の輸入を70億ポンド上回り、過去の30年間、医薬品産業はイギリスの主な収入源になってきた。」と述べた。

「世界の企業がイギリスへの投資を選ぶというこの事実は、ここでの健康研究施設と研究者たちにとって大変効果的な支援である。イギリスは未来の主な医薬品生産のパートナーとなる事を目指している—そしてこの研究はその為に重要な一環なのである。」
イギリス ニュースメディア第一三製薬会社のイギリス駐在の総経Simon Clough博士は、「医薬価値に加え、新しく成立されたこの研究施設が、現地経済発展に良い役割を果たすだろう。東京はジェラーズクロスから6,000マイル離れているが、当社で最もキャリアを持っている者たちもここで我々が行っている事に注目している。それはジェラーズクロス、ひいては全イギリスで我々が行っている任務への大きな支援からも分かる。世界の健康問題への解決方法を将来的にもたらすことができる、その過程の一員として、私は大変誇りに思う。」と述べる。(PharmaTimes)


			
		

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