イギリス

日本の“ラーメン”、ロンドンでブームの兆し


≪地元メディアの反応≫
ロンドンで今、日本の“ラーメン”が人気となりつつある。

ニューヨークやパリをはじめ、ラーメンは既に世界的に人気のある日本食の一つとなっているが、イギリスでは日本食の人気はあるものの、これまで良いラーメン屋がなかったせいか、ラーメンという食べ物があまり注目されてこなかった。そんなイギリス、ロンドンで今、“ヌードルスープ”を楽しむ人達が増えてきている。
イギリス ニュースメディアこのラーメンブームの波にいち早く乗ろうとしているレストランオーナーは少なくない。日本のラーメンチェーン「一点張」は今年3月にロンドンに進出してきた。

オーナーの佐々木氏によると、ロンドン店の開店当初は顧客の殆どが日本人と中国人であったそうだ。地元の客は寿司などを目的に来店しており、メニューを開いてラーメンのページを見ると、「ラーメンって何だ?」といった具合だった。
ところが最近は地元客の方が増加してきており、また客の多くはラーメンを目的に来店してくる。

6月にオープンした「Tonkotsu」を共同経営するエマ•レイノルズ氏と山田ケンスケ氏は、Tonkotsu開店前に、同じく彼らの経営する日本食レストランでラーメンのテスト販売を実施した。
レイノルズ氏曰く、3〜4ヶ月の期間に10回程のテスト販売を実施したところ、毎回飛ぶように売れれた為、これは何かあると思いすぐに店舗を探し始めたということだ。イギリス ニュースメディア高まるロンドンのラーメン需要に対して、ラーメン店はまだ少なく、今が絶好のチャンスである事は間違いない。新規オープンするラーメン店は、各新聞や美食ブロガーに取り上げられるなど、どこも立ち上がりは上々のようだ。行列のできる店もある。

ラーメン文化の一面でもある、ラーメンを食べる時の“すする音”はイギリス人には難しく、まだまだ普及の気配はない。
イギリス ニュースメディア(The Japan Times)


			
		

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