中国

日本の産業用ロボット製造会社が中国に次々と参入


≪地元メディアの反応≫
現在、日本のロボットメーカーは続々と中国に生産拠点を設立し、全力で業界の市場を獲得しようとしている。
中国 海外進出日本の電子製品が世界で名声を誇っているが、実はロボット産業も有名である。現在、日本のロボット会社は、相次いで中国で工場を建設し始めている。それはなぜなのか?    

下記2点が主な原因であると考えられる 

1.日本国内   
近年、日本は金融危機の影響を受け、PMI指数は長期間50以下で、国内製造業は、依然低迷しており、海外企業の日本国内進出も迫ってきている。そんな状況下でも生産技術が市場の需要を満たすことは可能である。しかし新規の受注がなければ、日本のロボット産出額が下落する一方だ。      

日本ロボット工業会は、2013年第1四半期決済で日本産業ロボットの実際出荷台数(42社の会員企業)を発表した。データによると、去年同期と比べて16.5%減少の22,545台であり、連続3四半期減少している。  

また、第1四半期の決算期での受注台数は同時期と比べて12.8%減の23,748台で、連続5四半期減少している。生産台数は同時期と比べて19.5%減の21,339台で、こちらも連続第3四半期減少している。

2.中国市場   
中国は現段階で世界工場と名乗りを上げているが、ハイエンド工業の製品領域において充分な生産能力を備えているとは言い難い。一方、ローエンド工業に関しては世界に引けを取らない。現在の製造業が発展しているのは主に労働力密集型の産業であるからだ。いずれにせよ、以前は我が国の労働力人口は多いがコストが安かった。 
しかし現代社会が絶えず発展し、生活のストレスが増え、生産労働者にとって、以前の待遇レベルでは生活する上で満足出来なくなっている。そしてさらに労働者を増やし、給料を上げると、生産コストが高くなる。我が国は安価で市場を開拓する手段を見失った。    

国際ロボット協会は、我が国が2014年に全世界における最大のロボット市場になると予測している。これもおそらく、株式会社安川電機が株式会社不二越に引き続き、中国市場に転戦した1つの主な原因であると言えるだろう。
日本のロボット産業が中国市場に進出し、製造業の建て直しを図ることは出来るだろうか。(工控网(百站))


			
		

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