中国

700以上の日本企業が集まる中国のハイテク産業開発区


 ≪地元メディアの反応≫

日本の機械メーカーであるナブテスコ株式会社(以下:ナブテスコ)と、上海電気油圧空気圧有限公司が共同出資をしている江蘇ナブテスコ油圧有限公司は、江蘇省の武進ハイテク産業開発区で製品の製造を始めた。

このプロジェクト第1期の資本金は4,000万ドルであり、投資総額は1億2,000万ドルにも上るという。主に建設機械の圧力モーターを生産し、25~30億円の年間売上高を目標としている。
中国 海外進出武進ハイテク産業開発区は工業のための基礎が整っており、世界の様々な業界から投資を受ける中国の重要なハイテク産業開発区である。整った高速道路、鉄道、水路および航空などのネットワークを通じて、効率よく迅速に世界各国の主要都市と繋がることができる。

ナブテスコの社長である小谷和朗氏によれば、中国国内での建設業界の急速な発展に伴い、圧力モーターの需要が更に高まっているという。江蘇省の常州は工学機械の製造拠点であり、産業の優位性や製品の販売市場が整っているなど、参入の利点が多い。

ナブテスコは、すでに江蘇ナブテスコKTK鉄道設備有限公司と常州ナブテスコ日下部精密機械有限公司を武進ハイテク産業開発区に進出させている。これらの企業はブレーキやドアシステム、減速ギアなどを生産している。

現在、中国で最も影響力がある工業都市の1つとなっている武進ハイテク産業開発区に世界有数の機械メーカーであるナブテスコが参入することにより、更なる産業の活性化が期待できるだろう。(中国江蘇網)


			
		

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