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中国大学生、パナソニック・エコデクノロジーセンターで企業見学


 ≪地元メディアの反応≫
第11回中国大学生「日本企業に触れ、日本を感じよう」代表団の訪日プロジェクトが円満に終わった。この度の訪日プロジェクトは、北京の6大学(北京大学、北京師範大学、北京理工大学、北京化工大学、中央民族大学と外交学院)の学生35人が日本の有名企業に訪問し、日本企業の文化と発展理念に触れ、種々の形で研修することを通じ、改めて詳しく日本企業文化を感じようというものであった。

この度の訪日プロジェクトで、学生らに一番印象が残ったのは兵庫県加東市にあるパナソニック・エコデクノロジーセンターである。ここで、中国大学生らは世界的な有名企業としての「商品から取り、また商品に戻る」という環境保護の趣旨と先進的なプラスチックフィルタリサイクル技術及び企業従業員の真面目な仕事意識を直に感じた。

【整備されたキレイな廃家電のリサイクル工場作業場】中国 海外進出世研伝媒の調べによると、パナソニック・エコデクノロジーセンターはパナソニックグループが2001年4月に40億円の資金投入で成立した専門的に再生できる古い電化製品を回収する工場である。主に、テレビ、洗濯機、乾燥機、エアコン、冷蔵庫などの旧家電の分解、分類、クリーニング、リサイクルと再商品化業務に携わる。同工場で年間処理される旧家電は70万台に達し、2012年11月26日までにリサイクルした旧家電は計9,516,672台である。

パナソニック・エコデクノロジーセンターが有名になったのは、同企業の「廃棄物を宝物に回す」という理念のおかげである。中国大学生はこのセンターで「ゴミは置き間違える宝物である」というコンセプトを実際に実現したことを意識した。例えば、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの回収・再利用など。どんな家電の部品でもそれを純粋な銅や鉄に分d解・加工でき、廃棄物を新たな資源に変えられる。北京大学の女子学生の于晓雯氏がは「パナソニックは超大規模の企業で、電気製品の商売だけでも儲けられますが、それにも関わらず、リサイクルや地球環境保護の事業にも力を注ぎ、本当に感動しました。」と話した。

【パナソニック・エコデクノロジーセンターの紹介を聞く中国大学生】中国 海外進出
ほかにも、パナソニック・エコデクノロジーセンターは社員の仕事環境の保護も重要視し、集塵・ノイズリダクション装置も完備している。そして、工場は一般の中学生と小学生の見学にも開放し、環境保護の趣旨や知識の教育と普及などにも努力している。また、技術の研究開発に人力・財力と工夫を投入している事などに、中国学生たちは称賛し、大いに感心した。

【作業場で旧家電のリサイクルプロセスを見学する大学生たち】中国 海外進出今回のプロジェクトの中で、企業や大学への友好的訪問、日本大学生との座談開催及び社員の家庭でのホームスティなど様々な交流を通じ、中国大学生は日本経済社会の発展模様についてより一層の理解を深め、お互いの友好も強めることができた。

このようなプロジェクトは、中国の学生にとって、間近で日本企業、日本歴史、文化と社会に触れ、日本の先進的な技術と趣旨を理解し、学ぶ貴重な機会である。
また、両国関係において大きな挫折にぶつかった時にも、同プロジェクトは期日どおりに行われ、無事成功を収めており、両国国民が互いに理解し、国民感情を改善する重要な行いである。必ずや中日友好事業を固め、且つ発展を推し進め、両国国民の子々孫々に渡る友好関係に繋がることだろう。(千龍網)


			
		

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