中国

日本アニメ、北京のアニメイベントでも大人気


 ≪地元メディアの反応≫
北京で開催された「国際動漫博覧会」(ICAC)は、80,000人以上が参加し、大成功を収めた。
中国 海外進出今回のアニメ・マンガイベントは、蟹島国際コンベンションセンターで12月1日から9日に開催され、中華人民共和国の文化部、北京政府と中国人民対外友好協会によって主催された。

国際動漫博覧会側は、違法コピーに対する決意と強固な姿勢を持ち、主要な日本のアニメやマンガの会社を含め、50カ国から500社を集めた。日本マンガの代表として、手塚治虫氏や斎藤隆夫氏の作品が展示されていた。アニメ名探偵コナンの監督・静野孔文氏は、パネルディスカッションとサイン会に参加し、多くの来場客の人気を集めていた。また、アニメシリーズヱヴァンゲリヲン新劇場版と長編映画サマーウォーズを上映し、イベント出席者が観覧することもできたようだ。

大会は、日中間の緊張情勢によるプログラムのダウンスケーリングなどの影響で、本来の11月開催スケジュールから遅れていたにも関わらず、大成功を収めた。一部の日本企業は東南アジアに目を向けているようだが、中国はアニメやマンガの大きな成長市場であることを再認識したのではないだろうか。

中国支社である中国出版トーハン株式会社を持つ、トーハン株式会社(日本の出版社)は、「イベントを成功に導いてくれた中国の人々の努力に感謝している」と述べていた。トーハン株式会社は、既に今年10月の第二回国際動漫博覧会に向けて、準備を進めているようだ。(Japan Daily Press)


			
		

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