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川崎重工、中国のコンベアーメーカーと合弁会社設立で産業用ロボット市場への参入を加速


≪地元メディアの反応≫

日本の鉄道車両・航空宇宙・船舶・二輪車などの輸送機器やプラント・インフラ設備・産業用ロボットなどの機械製造大手「Kawasaki Heavy Industries, Ltd.(川崎重工業)」は69日、本紙の取材に対し、世界最大の産業用ロボット市場である我が国での事業を加速するため、中国のベルトコンベアー製造会社と提携する計画であることを認めた。

 

中国 海外進出

 

川崎重工はChongqing(重慶)市に本拠を置くコンベアー製造専門の会社と今月のうちに合弁会社を設立する予定だ。担当者のYoshiyuki Inugasa氏によれば、出資比率は川崎重工が過半数を占めるということだ。

 

日本のロボットメーカーと中国のコンベアーメーカーが提携することで、国内の自動車メーカーに溶接や塗装分野での効率的な生産ラインを提供できるようになり、両社の売上増大に繋がることが期待される。将来的には合弁会社で産業用ロボットの生産も手掛ける計画だ。

 

日本のロボットメーカーは、技術の漏えいを恐れてこれまで我が国での事業展開に一定の制限を設けてきた。しかし、すでに世界最大規模に成長した我が国の市場を無視することはできなくなっている。

 

例えば産業用ロボット生産台数世界首位の「Yaskawa Electric Corporation(安川電機)」は2013年、我が国の溶接機製造最大手の「Kaierda Group(カイエルダー・グループ)」の子会社で産業用ロボットメーカー「Kaierda Robot Technologu Co.,Ltd.(カイエルダーロボット)」に出資し、2014年にはカイエルダー・グループの株式20%を取得して関係を強化している。

 

スイスの「ABB Group」をはじめとするヨーロッパの産業用ロボット関連業界の主要企業もすでに我が国にそれぞれ足場を築き、多くは生産を開始している。

 

こうした動きに対して川崎重工は今月、Jiangsu Province(江蘇省)に完成した自社工場で操業を開始、我が国での産業用ロボット事業の売上を2020年までに450億円(35,500万米ドル)と従来の4倍以上に伸ばすことを目標としている。

 

我が国における2014年の産業用ロボット販売台数は56,000台ですでに市場規模は世界一だが、今後も増え続けて、2017年には全世界の販売台数の三分の一を占めるようになることが予想されている。出遅れている日本企業もこのまま手をこまねいているわけにはいかないだろう。

 

SOURCEShanghai Dailytrans by shimamori」)

 


			
		

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