中国

ソニーが来年1月から中国でプレイステーションの販売を開始


地元メディアの反応

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCESony Computer Entertainment)は中国の「上海東方明珠文化発展公司(Shanghai Oriental Pearl Group」とのパートナーシップのもとで2015111日から中国国内でプレイステーションの販売を開始する。

発売されるのは「プレイステーション 4PS4)」 と「プレイステーション ヴィータ(PS Vita)」で、販売価格はそれぞれ2,899中国人民元(470米ドル)、1,299中国人民元(210米ドル)。

 

ソニーグループCEO のアンドリュー・ハウス氏は「世界でも有望な市場の一つである中国市場へ本格参入することになり大変嬉しい。魅力的なソフトウェアや充実したアフターサービス網を含めた各種サービスを通じて、中国ユーザーにプレイステーションならではの究極のエンタテインメント体験を提供していきたい」と中国市場参入への意気込みを語っている。

 中国 海外進出

中国のゲーム開発者と協力して専用ゲームソフトの開発も行う予定だ。中国市場でのビジネス展開にあわせて、中国国内企業だけでも26社、全体で70社以上のソフトウェアメーカーが参入を予定しており、SCEワールドワイド・スタジオとともに、中国向けに開発された「プレイステーション」専用ソフトウェアが続々登場予定だ。中国のソフトウェアメーカーからはすでに『King of Wushu』(Suzhou Snail Digital Technology)、『Mr. Pumpkin Adventure』(Shanghai Youju Information Technology)、『One Tap Hero』(Shanghai Kena Information Technology)などの専用ゲームソフトの提供が決定している。

 

「プレイステーション 4PS4)」は201311月にデビューして以来、20149月までで累計販売台数1,350万台を記録した。プレイステーション史上最速のペースで販売を続けているプレイステーションだが、中国市場には手強いライバルが待っている。マイクロソフトはソニーよりも一足早く、中国のインターネットテレビ会社「百視通」と合弁会社を設立して、すでに9月には中国国内37都市で「Xbox One」の中国版モデルの販売を開始している。上海自由貿易区のゲーム機解禁など、政策の障壁が取り除かれ始めた中国本土のゲーム機産業はいま、ソニーの参入で一気に活況を呈し、巨大市場でのマイクロソフトとの対決に注目が集まっている。

 

中国でのゲーム市場でマイクロソフトとソニー、どちらが勝者となるのか来年1月からの販売の動向を注目していきたい。

 

SOURCEChina.org.cntrans by shimamori 」)


			
		

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