中国

多くの日系企業が中国国際工業博覧会に出展、日本の高度技術をアピール


≪地元メディアの反応≫
中国上海で開催された最大の国際工業見本市である「第15回 中国国際工業博覧会」に、約50の日本企業が出展。日本企業は産業用ロボットなどを展示し、日本独自の技術力をアピールしていた。
中国 海外進出この博覧会は、1999年以降毎年11月に開催されており、中国の製造業に最も影響力を与えている。また、今回の博覧会は15万㎡というスペースを使い、環境保全技術及び設備展、CNC工作機械と金属加工展、新エネルギーと電力電工展など9つ専門ブースを設置。中国国内だけでなく、海外から1800社以上が参加し、開催期間は5日間であった。各ブースには最新グローバル工業製品、ハイエンド機器などが並び来場者の多くが熱心に見入っていた。

産業用ロボットに関しては、山梨に本社を置くファナック株式会社、福岡に本社を置く株式会社安川電機がシェアを誇る。今回初めて産業用ロボットの専門ブースが設けられ、迅速な処理を行うなどの精度の高いロボットに注目が集まっていた。

中国は、急速な経済成長に伴い労働者の賃金増加が課題となっている。今後「産業用ロボット」の需要が拡大していき、更には日本を追い抜き世界最大の産業用ロボット市場になると言われている。日本の高度技術を駆使した産業用ロボット導入により、中国が抱える課題解決に繋がることを願う。(共同社)


			
		

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