中国

日本の自動車メーカーHONDAが研究開発を強化するため新会社を設立


≪地元メディアの反応≫
日本の大手自動車メーカー本田技研工業株式会社(以下:HONDA)は中国が世界最大の自動車市場であるとし、本田技研科技(中国)有限公司を設立すると発表した。HONDAは現在広州にある本田技研工業(中国)投資有限公司広州分公司の機能を新会社に移し、部品調達、研究開発の強化を目指すとのこと。
中国 海外進出ドイツのフォルクスワーゲン、アメリカのゼネラルモーターズなどはすでに中国国内の消費者需要を見込み、研究開発を強化、コスト削減をしながら自動車生産の効率化を目指している。日本の自動車企業も他社に遅れを取らないよう取り組みを続けている。HONDA以外にも、トヨタ自動車株式会社は新たな研究開発施設を建設するため中国第一汽車と提携、この施設では1000人以上雇用する予定で、中国ブランドを開発促進するとのこと。また、日産自動車株式会社もグローバルデザインセンターを北京に開設するなど日本企業の動きが多く見られる。

HONDAの中国での売上高は前年同月の3倍以上と大幅な増加、また日産自動車も約2倍の売上高となっており、中国での自動車需要が高まっていることがうかがえる。また、HONDAは2013年から2015年の3年間で中国向けに5機種の新モデルを含む12機種を発表する予定である。中国での自動車需要増加に伴い、HONDAをはじめとする日本自動車企業が中国向けブランド開発を開始。更に業績を伸ばすことが出来るのか注目したい。(財経網)


			
		

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