中国

ローソンが北京に初上陸、旗艦店をオープン


≪地元メディアの反応≫
日本で人気が高いコンビニエンスストアの1つ、ローソンが1年の準備期間を費やし、北京で第1号店をオープンした。年末までには少なくとも7店舗をオープンする予定だという。現在、北京ではセブンイレブンがすでに140店舗展開しており、今後競争が激しくなりそうだ。
中国 海外進出成城区にオープンした北京第1号店のローソンは、セブンイレブンと同じ構造であり、商品陳列方法も良く似ている。24時間営業で約3,000商品を販売する。この1号店は、保険会社として有名な、中国人寿中心や北京銀行などオフィス街に隣接している。また北京の朝陽区に、第2号店を出店するため準備中であるという。

ローソンは1996年に中国に初上陸、7月時点で、上海298店舗、重慶61店舗、杭州12店舗、大連9店舗の4都市で店舗展開をしている。現段階で、上海、広州、他のコンビニ先進地域と北京を比較すると、セブンイレブンが独占状態であり、他の大手コンビニもセブンイレブンを模倣するに留まっている。しかし、ローソンが出店したことで、状況が変わりつつあるようだ。

中国系のコンビニエンスストアが成長していると同時に、唯一の日系コンビニであるセブンイレブンは北京で非常に人気であり、加盟店も増加傾向にある。そして、今回新たにローソンが出店したことで、コンビニ業界の基準が高まることになり、市場獲得も激化することが予想される。しかし、北京で店舗展開をするためには、利便性の追求やサービス提供などに力を入れていく必要があるだろう。(北京商报)


			
		

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